白星社のこだわり

クリーニング業は、お客様がお召し物を出して頂いて初めて着手できるため、受注生産と同じで「早くて・安くて・上手い」の3拍子という訳には参りません。
多くの大手クリーニング業者はデフレと共に「早くて、安い」を目指しましたが、白星社は「上手い」を追求してきました。
毎年、日本中から200名を超えるアパレル業者様や各種繊維商品の団体様、クリーニング業者様が見学に来られますが、その全ての方々がクリーニングの違いを実感し、白星社のこだわりに驚かれます。
本気で日本一の品質を目指す白星社のこだわりの一部分をご紹介いたします。

こだわり1 洗い

1.ドライクリーニングの洗浄と乾燥

ドライクリーニングの洗浄と乾燥

実はクリーニング屋さんに「標準の洗い」という概念は存在しません。
お客様には「仕上げは違う事は分かるけど、洗うのは一緒で綺麗にしてくれている」という先入観があると思いますが本当にそうでしょうか。

包装材をとった瞬間に感じるドライクリーニングの溶剤の臭い(?)は誤解です。
ドライクリーニング溶剤には確かに無臭ではありませんが、乾燥工程を経て溶剤は全て揮発しており溶剤臭などする訳がありません。
全ての臭いがそうだと断言はしませんが、これは脂肪酸という人間の脂の凝縮された臭いかも知れません…。
つまり、他人の汚れが凝縮された臭いが自分の衣服に付着している訳で、綺麗にして貰うつもりで出した衣服が実は汚されて返って来ている場合があります。
湿度が高くなる雨の日などに肩パットの当たりから臭いがするが特徴です。


この脂肪酸は一度付着すると除去が困難なため、新品の時から綺麗な溶剤でクリーニングするお店に出さなくてはなりません。
白星社では、全ての溶剤を蒸留して綺麗な状態を常に保っているため、この様な臭いはしません。
また、クリーニングの検査機関で検査した結果、日本トップレベルの洗浄とのお墨付きも頂きました。

乾燥温度も高ければ高いほど早く乾きますが、高温乾燥は確実に繊維や染色を傷めます。
ふわふわのアクリルのファーなどがクリーニング後にゴワゴワになっていれば、それは乾燥温度が高すぎるためアクリルが溶けた事が原因かも知れません。
白星社では溶剤種類やクリーニングコースによって違いますが55℃を最高温度に設定しているため、この様な心配はございません。
同時に乾燥温度によって衣類が脆化しないため衣類が長持ちします。

3種類のドライクリーニング溶剤を使用し、繊維や汚れ具合に応じて16種類以上に分類するなど、その他、溶剤種類や洗浄工程、洗浄時間、乾燥工程に於いても様々な違いがございますが、これ以上は企業秘密なのでご容赦下さい。

2.水洗い

水洗い

白星社の水洗いは、名水で名高い六甲の地下の天然水を使用しています。
そしてこの綺麗な水を最大限に活用して、予備洗浄を行い本洗浄と濯ぎの工程を丁寧に繰り返す事で汚れが綺麗に落ち、鮮やかに生地本来の色を取り戻します。
勿論、他社の2~3倍程度の時間が掛かりますが、時間とコストを掛けてでも綺麗にする白星社のポリシーです。
なぜなら、短時間洗浄では汚れが十分に除去できないため蛍光増白剤を大量に使用して「白く見せて」誤魔化す事が多く、この蛍光増白剤は生地に蓄積していくと段々と黄色っぽくなって商品寿命を短くしてしまうからです。
また、洗浄温度も低温に設定し、生地の脆化を防いでいるので白星社に出すとワイシャツが何故か長持ちするとのお声を頂きます。

白星社では、この3年間で合計12回の洗浄工程の見直しを行って、やっと理想の洗浄が出来る様になりました。

3.ウエットクリーニング(当社名称:バイオクリーニング)

ウエットクリーニングとは、本来、ドライクリーニングするべき商品を水洗いする手法です。
プロがプロたる技を見せるクリーニング方法と言っても過言ではありません。
しかし、一概にウエットクリーニングと言っても様々です。
特に大きな違いは、繊維に対する傷み具合(MA値という)です。
ドライクリーニングすべき繊維を水洗いする訳ですから、残念ながら全くドライクリーニングと同じという訳にはいかないのですが、白星社のバイオクリーニングはMA値が10未満という状態で洗浄するため極めて繊維に優しいと言えます。
広範囲についたシミや汗が大量に付着している場合は、是非、他社と違うと言い切れるこのクリーニングコースをお試し下さい。

こだわり2  仕上げ

1.ワイシャツ

 ワイシャツ

白星社の機械仕上げのワイシャツは、衿を下にしたハーフ&ハーフと呼ばれる形状になっています。
衿が上なるタイプのハンガーに吊る方が生産性は良いのですが、クローゼットの中で硬いハンガー同士に挟まれて衿がつぶれて開き、お召しになった時に「だらしない」印象になってしまいます。
衿が下になることで柔らかい繊維同士にしか挟まれないため衿がつぶれず、更に出張時にもそのまま持ち運びが可能な形状にする白星社のこだわりの一つです。
勿論、機械工程でのたたみ仕上げ、職人が全て手アイロンで仕上げする完全手仕上げも用意しております。

2.ジャケット

ジャケットは紳士にとって戦闘服であり、その人の印象を大きく左右します。
特に上着は見た瞬間にグレードを顕著に現してしまうため、白星社では全ての上着に次の様な仕上げを標準装備して、1ランク上のジャケットに見せます。

 シルエット

シルエット

白星社では、アパレルが使用する機械を用いて内側から上着を膨らませて全体的なハリと丸みを両立させます。
袖のアームホールも同様に綺麗なラインを描くため、まさに袖を通した瞬間に違いが分かって頂けると思います。

裏地

裏地

シルエットを綺麗にする機械だけでは裏地は綺麗になりません。
全ての上着は、この後に手作業で裏地にアイロンを致します。
そんな事までする必要があるの?と聞かれる事もありますが、上着を脱いだ瞬間に裏地がシワだらけでは本当の紳士とは呼べないと思う白星社のこだわりです。

ラペル(上着の衿)には丸みを

ラペル(上着の衿)には丸みを

最後のひと手間を惜しんでは、最高の仕上がりは出来ません。
ラペルの美しい丸みは、その上着の顔です。
最後にこのラペルに丸みを付ける作業で上着のグレードを1ランク上げるのです。

3.ズボン

ズボンのラインは、仕上り(着用時)の美しさを決める重要なポイントです。ハンドアイロンで行う最終仕上げがセンターラインを際立たせます。
また、プレスの時間も適度な時間を研究しているため確実に他社よりも折り目が長持ちする筈です。

しっかり折り目のついたズボン

更に折り目を長持ちさせたい方には、特殊な薬剤を用いて加工を行う折目加工も用意しておりますのでご安心ください。

ズボンのハンガー

ズボンのハンガーは全て滑り止めの付いた紙を使用した針金ハンガーを使用しております。
なぜ針金ハンガーと意外に思う方もいると思いますが、この滑り止めの付いた紙を使用したいがための白星社のこだわりの一つなのです。
通常のプラスチックハンガーですと留め具でズボンを固定しなければ滑り落ちてしまうため、この留め具の痕がどうしても残ってしまいます。
ズボンをお召しになった時に余分な痕が残る様な形状で出荷する事は、メンテナンスのプロとしてどうしても納得がいかないため、プラスチックハンガーよりもコストは掛かりますが白星社が辿り着いた結論です。

スカートのハンガー

スカートも同様、留め具痕が気になるため該当部分にはスポンジを使用して大切な衣類を守ります。

4.セーター

お店の面積の縮小化、仕上げの手間の省略化、お渡し時の作業の簡略化というクリーニング屋さんの都合ばかりを考えてセーターをハンガーに吊るお店が増えてきました。
程度に差はあれどもハンガー吊りのセーターは伸びてしまう事や型崩れを起こす事、ハンガー痕が付く事もクリーニング屋さんは全員知っています。

丁寧にたたんだセーター

クレームにならないから良いではなく、メンテナンスのプロとしてお客様の大切なお召し物を長くご愛用頂けるために何をするべきなのかを考えれば答えは一つです。
白星社では、たたんで仕上げてお渡ししますのでご安心ください。

こだわり3 シミ抜き

シミ抜き

白星社では、常時4名の技術者が朝から晩までシミ抜きだけに対応して本物のシミ抜きを行っております。

正直、白星社のシミ抜き部門は完全な赤字状態です。
なぜならシミが取れなければ、シミ抜きの作業工賃は無料だからです。
作業着手金を貰うクリーニング業者もございますが、どうしても取れないシミは存在します。また、取ってしまうと生地色が剥げてしまう(もしくは既に剥げている)ため手が付けられないシミもあります。
お客様のことを考えて、白星社ではシミが取れて初めてシミ抜き料金が発生する仕組みにしております。
また、シミの種類に対して無茶苦茶に高いシミ抜き代金を設定しているクリーニング業者もございますが、白星社ではシミに見合った料金の設定にしておりますのでご安心ください。

更にシミがどうしても取れない場合や生地色が剥げている場合などは、着物と同様に色掛けの技術を持っております(色を安定させてしまうため、次回以降のクリーニングでも色が剥げたりする心配はございません)。
この補正染色加工は、料金体系が通常のシミ抜きと異なりますが色合わせも含めてこの値段は安すぎると繊維のプロの見学者も驚きの技術です。

利益を考えてプロとして恥ずかしくない本物のシミ抜きをする会社が減っていく中、白星社の出した結論は「赤字部門でも私達はメンテナンスのプロの誇りを忘れない」でした。

アラカルト

洗い、仕上げ、シミ抜きだけが白星社のこだわりではありません。
荷姿やハンガーなどの一部分は既に記載しておりますが、その他の部分も少しだけご紹介いたします。

1.タグ

お召し物に紙の番号札(業界用語でタグといいます)を取り付けられた際、ホチキスの針を直接打たれて洗濯表示に穴が空き嫌な思いをした方も多いと思います。
白星社では、その様な事を防ぐため普通より長いタグを使用し、洗濯表示にホチキスがかからない様にしています。
お客様の衣類を傷付けないための小さなこだわりです。

 ワイシャツのボタン

2.ワイシャツのボタン

ワイシャツのボタンが割れたり、取れたりしている場合は、仕上げ担当者が気付いた段階で類似のボタンを無料で取り付けます。
もし、着用中にボタンが取れてしまった場合は、白星社に出せば自動的に付いて戻ってきますよ。

銀紙

3.銀紙

ボタンなどに銀紙が巻いてある事が多いと思います。 これはクリーニング時にボタンが割れない様に保護しているのですが、白星社では保護カバー2種類を使用して出来るだけ銀紙を使用しない様にしています。
お客様に朝の忙しい時間帯に銀紙を取る手間を省いて頂くための配慮です。

 包装材

4.包装材

白星社では、どうせ捨てる物だから…という気持ちではなく、少しでもお客様に良い物を提供したいと考えて、材質が良く透明度の高い、そしてしっかりとした厚みがある包装材を使用しています。
また、オーダーコース以上のクリーニングでは半面を通気性のある不織布カバーにしています。

 制服

5.制服

白星社の生産スタッフは全て写真の様な制服を着ています。
常に私達が目指しているところを意識して仕事に励んでいます。

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